錦糸町クボタクリニックの建物紹介
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錦糸町クボタクリニックの建物について
5階外壁「生命の樹」
建物の正面は、栃木県・益子町の陶壁ガラス作家 ” 藤原郁三 ” 氏 による緑の壁タイルと、「生命の樹」と名づけた陶壁 (5階外壁部分)、ステンドガラスとエコガラス (3・4階部分)により美しく装飾されています。また設計士” 入之内瑛 “氏 による緑の壁面と窓枠のデザインも見所です。
1階エレベーター入口
陶板と鉄のアート、ベンチ
西側の1階エレベーター入口の前は、静岡県・下田の陶芸家” 土屋典康” 氏による陶板が、34枚埋め込まれています。入之内瑛氏による配置と、” 松岡信夫” 氏の鉄のアートの枠づけが加わり、斬新であたたかみのある雰囲気になっています。ガラスのショーケースの緑の壺も同じく土屋典康氏の作品です。この色を基本にして、このビルの正面の色を決めました。また、1階にある2つのベンチは、” 駿河意匠家具” が昭和61年の開業当時に作って頂き、使っていたものです。
3階受付「光の階段」
3階は、錦糸町クボタクリニックの受付です。入って正面すぐに、エコガラスによる「光の階段」があります。また受付カウンターの奥の壁が光っていますが、これも藤原郁三氏のエコガラスを使用しています。4階の受付の奥の壁も、同様のエコガラスを用いています。エコガラスとは、蛍光灯の廃材を溶かして作られた乳白色のガラスです。3階の木のベンチと4つの診察机は、家具のベストハンズ” 佐藤佑二” 氏によるものです。
4階 待合室
4階正面のステンドグラスは、画家” 加藤清美” 氏のデザインによりアトリエ・ラファイエが製作した「空を飛ぶ少女」です。4階の大きな造り付けベンチは、くるみの木を使い松岡信夫氏が製作しました。
6階正面 襖絵
6階の正面の襖絵は、米国人の墨絵画家” ジム・ハッサウェイ” 氏が墨田区を中心にした街並みの墨絵を襖に描いた作品です。左右の襖は、左から右へ、春・夏・秋・冬と四季の移り変わりを表現しています。
7階 5つの丸窓
7階の5つの丸窓のステンドグラスも、加藤清美氏のデザインによりアトリエ・ラファイエが製作したものです。晴天の日には、自然光が差し込んで5人の姿が美しくみえます。
8階、9階 ステンドグラス
8階、9階奥のステンドグラスは、入之内瑛氏のデザインにより、壁とステンドグラスが綺麗に調和しています。両階のベランダからは、東京スカイツリーがより近く大きく見えます。
ブラケット
錦糸町クボタクリニックの建物各階に散りばめられた黒い鉄のブラケットや、3―4階の内階段の手すり等も、松岡信夫氏の鉄の作品です。
医療法人社団草思会のマーク
このマークは、草思会の「回復」のイメージです。両手に持っているのは「草」です。片方は実っていて、片方は枯れています。何かが実る時は、何かが枯れます。人の成長は、過去の自分を超えて今の自分に変わることです。それは、嬉しいことでもあるし、別れを伴う寂しいことでもあります。両手に万歳ではないのです。新しい出会いへの不安もあるでしょう。人は、複数の気持ちを抱えながら生きて行くのです。その様な人生のあり方を、画家 加藤清美氏に草思会のマークとして描いて頂きました。